【新宿中央公園ちびっこ広場】滑りやすい遊具あり!注意点を紹介

子供の遊び場

新宿中央公園の西エリアは「ちびっこ広場」と言われ、2022年9月に全ての遊具がリニューアルされました。

2023年8月最後の日曜日に子供と新宿中央公園ちびっこ広場の大型複合遊具で遊んでいたとき、ケガをする恐れがある箇所があったため、事故防止のため、その時の様子と遊具の危険な箇所等を紹介します。

大型複合遊具のラダー部分に注意!

ちびっこ広場の大型複合遊具は高い塔を中心に大型滑り台、小型滑り台、ラバーステップ、ザイル渡り、ラダー、鉄棒等が一体となった大型遊具で、大型遊具の下には保護用ラバーシートが敷かれています。

上の写真でオレンジ色の線で囲っている箇所がラダーです。

いわゆる雲梯(うんてい)を低い箇所に設置して、子供がラダーの上に乗って渡る仕組みになってます。

ラダーが設置された高さは一番低いところで約20cm、一番高いところで約1m。

取っ手部分は特殊ゴムに覆われ、滑り止めの役目を果たしていますが、ほとんどの子供はラダーに乗って渡るため、ラダーのほとんどは汚れており、ラダーの一部は特殊ゴムが剥がれています。

ラダーから落下しそうに

この大型複合遊具の推奨年齢は6歳~12歳と明記されておりましたが、未就学児と思われる子供が保護者もそばで見守る中、小学生に交じって多くの子供達が楽しそうに遊んでいました。

大型複合遊具には推奨年齢は6~12歳と明記されたシールが貼られている

子供がラダーに足を乗せて渡ろうと遊んでいたでいたところ、ラダーの一番高いところで足を滑らせてバランスを崩しました。

ラダーから落ちたら危ないなと思っていたため、子供がラダーから落ちても支えられるように傍らについていたため事なきを得ました。

しばらくしてから、小学校高学年くらいの男の子が同じラダーで足を滑らせて地面に落ちたのを見かけました。

傍にいた保護者の方々が「大丈夫?ケガはない?」と声を掛けていましたが、男の子は特にケガはなさそう「大丈夫!ここはいつも滑っちゃうんだよね」と言いながら他の遊具に向かって走って行ってしまいました。

男の子はこの箇所で滑ったのは今回が初めてで無いような様子でした。

ラダーの特殊ゴムが消耗?

子供達が滑ったラダーの箇所の写真です。

緑色の特殊ゴムが消耗により数カ所剥がれていることがわかります。

ゴムが剥がれている箇所はグリップが効かずに滑りやすくなります。

上の写真が最も高い位置のあるラダーで地上からの高さは約1m。

未就学児の保護者は皆、子供を支えながらラダーで遊ばせていましたが、支えがない場合バランスを崩して地面に落ちてしまうことも考えられます。

管理事務所への問い合わせ結果

男の子が転んだこと、子供がバランスを崩したこともあり、新宿中央公園の管理事務所へ電話でラダーの交換時期などを問い合わせしました。

問い合わせ結果は以下のとおりです。

  • Q:大型複合遊具のラダー表面のゴムが剥がれて滑りやすくなっており危険です。ケガは無かったものの、実際に小学生が滑って地面に落ちました。子供がケガをしないように、補修をしてもらえませんか。
  • A:ラダー表面のゴムが剥がれていることは、令和5年度の点検で確認しております。ラダーの補修は区に申請しており、許可が取れ次第、補修する予定です。
  • Q:補修するのはいつ頃ですか?
  • A:早くて今年度末(2024年3月頃)です。ただし、補修時期は決定事項ではありません。
  • Q:いつ頃、補修時期がわかりますか?
  • A:申し訳ありませんが、それはこちら(管理事務所)でもまだわかりません。

管理事務所が既に手続き済であることはわかったのですが、いつ補修が完了するか不明だったのは残念でした。

ケガ防止の留意点

ラダーがある箇所で子供を遊ばせる際、ラダーの特殊ゴムが補修されているか確認すし、補修が完了していない場合、補修完了までラダー部分でのケガ予防のため、以下の留意点が考えられます。

  • ラダーの特殊ゴム補修が完了するまで、保護者が常に子供の傍らについて見守ること
  • 滑りにくい、グリップのきいた運動靴を子供に履かせること
  • 冬場は手袋を使うこと
  • 遊具が濡れて滑りやすい状態の場合は、遊ばせないようにすること
  • ラダーが安全になるまで、未就学児の子供は使用を控えること
  • ラダーが修理されるまで、他の遊具を利用すること

どれも保護者の皆さまにとっては「あたりまえ」のことかもしれませんが、これらの留意点を踏まえて安全確保に努めてまいりましょう。

まとめ

新宿中央公園ちびっこ広場にある大型複合遊具のラダーの一部は特殊ゴムが剥がれており、滑りやすくなっています。

管理事務所は補修に向けて手続きを進めておりますが、執筆時点で補修完了予定時期はわかりませんでした。

補修を完了するまでの間、特殊ゴムが消耗して滑りやすくなるラダーが増えることが予想されます。

小さな子供が遊ぶ際は保護者の方がいつでも支えられるように傍についてあげることが一番大切です。

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