【代々木公園幼児用サイクリング広場】子供の自転車練習におススメ!コースの様子や注意点を紹介

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我が家では子供へ自転車を買い与える前に、自転車の練習と自分のサイズに合った自転車を見つけるため、代々木公園サイクリングセンターを利用しました。

代々木公園サイクリングセンターは都心にありながら、リーズナブルな価格にて補助輪付き自転車のレンタルが可能で、補助輪専用の自転車練習コース(幼児用サイクリング広場)があるためです。

実際に訪問した際の感想と持参すべきモノなどを紹介します。

代々木公園サイクリングセンターはどんなところ?

代々木公園サイクリングセンターは代々木公園内の北側に位置しており、JR原宿駅西口から徒歩約10分のところにあります。

出典元: 代々木公園の公式ホームページ (最終確認日:2023年12月19日)

サイクリングセンターから約200メートル離れたところに「幼児用サイクリング広場」があり、そこは補助輪付自転車の専用コースとなっています。

初めて自転車を乗るにあたってはデザインや外観で自転車を選ぶのではなく、実際に自転車に乗って自分に合った自転車を選んでほしいと思い、代々木公園で練習することにしました。

どんな自転車を借りれるの?

サイクリングセンターでは、大人用自転車の他、補助輪付きの自転車も貸し出しをしており、自転車サイズ、推奨身長、ならびにレンタル料金は以下のとおりです。

  • 12インチ(適正身長:85~100cm)
  • 14インチ(推奨身長:95~110cm)
  • 16インチ(推奨身長:100~120cm)
  • 18インチ(推奨身長:110~125cm)

レンタル料金は1時間で100円、延長料金は1時間につき100円とリーズナブル。

このサービスを提供できるのは公営施設ならではでしょう。

なお、自分の自転車を持ち込んでコースで走ることはできますが、私達がいた土曜日の昼前後にかけて自分の自転車で走っている子供は見かけませんでした。

自分の自転車を持っている方は、自宅の近くで練習しているのかもしれません。

レンタル自転車を借りるまでの手順

レンタル自転車を借りるには、サイクリングセンターにある自動券売機で「子供用自転車」を選択し、時刻が記載された紙の切符を受け取ります。

その切符を係員に渡すと自転車を選んで借りることができます。

係員は全員ご高齢の男性で、大人には事務的な対応という印象を受けるかもしれませんが、皆さん子供には自転車のサイズを確かめるとき「今何歳かな?」と声をかけたりして、優しく接してくれました。

自転車のサイズを確かめるため、その場で複数の自転車に跨ることもできます。

借りる自転車が決まったら、「この自転車を借ります」と係員に伝えると、先ほど渡した切符を返されますので受け取ります。

切符は自転車を返却する際に係員へ提出する必要があるので、それまで保管しておきます。

スタッフに訊いたところ、最近は自分の自転車を持ち込んで練習する子供も多くいて、レンタル自転車全て貸し出し中となることはほとんどないとのこと。

なお、自転車のほとんどがブリジストン製で、子供が選んだ自転車はブリジストンの「エコキッズスポーツ」の数代前のモデルでした。

子供は自転車を見回しいくつかのサドルに跨ったりして、しっかりと足が地面に着くか確認していました。まるでここにある全ての自転車が自分のモノ、と思ってるような我が物顔で自分に合う自転車を探して、14インチの自転車にしたようです。

14インチの自転車はブルーとピンクのカラーがありブルーを選択しました。

「ピンクの自転車はいいの?」と聞くと、ブルーの自転車に跨りながら「これがいい!」と行ってブルーの自転車に跨り、幼児サイクリング広場までサドルを押して移動しました。

広場までほぼ直線ですが、子供はハンドルを何度も回すため、「ハンドルはそのまま!動かさない」と指示してようやくまっすく進んで幼児サイクリング広場まで移動しました。

ヘルメットもレンタル可能

代々木公園サイクリングセンターの公式ホームページによると、「ヘルメット持参のご協力をお願いします」と記載されているものの、現地には子供用ヘルメットが少なくとも10個は用意されておりました。

そのため、ヘルメットを持参しなくても、現地にて無料でヘルメットのレンタルが可能です。

ヘルメットのレンタルは公式ホームページで周知されていないためか、レンタルヘルメットを被っている子供はおらず、皆自分のヘルメットを持ってきていました。

サイズ調整用のアタッチメントがヘルメット内側についているため、子供の頭にフィットさせることが出来ます。

子供は地元自治体による補助金制度で購入したヘルメットを持参したのでレンタルヘルメットを使用しなかったものの、ヘルメットはかさばるため、持っていても現地で借りるという選択肢もアリです。

幼児用サイクリング広場の様子

幼児用サイクリング広場は1周約200mほどのコースで、数字の「8」の字のような形の反時計周りの一方通行です。コースはフラットで坂はありません。

幼児用サイクリング広場のコース概要 (筆者メモより)

上記の画像のようなコースで、真ん中にショートカット用のコースがあります。

赤線部分は幅員が約1mと他よりも狭く、2台以上の自転車が並列して走るとやや危険と思いました。

コースを走っている子供達のほとんどは、より多くのカーブを走りたいのか、ショートカットする子が圧倒的に多く、危ないシーンはありませんでした。

約3台の自転車が常に走っているものの、幅員が狭い箇所に自転車が集中しなければ、コース上に7-8台の自転車が走行できそうなコースサイズです。一番多い時は6台の自転車がコースを走っていました。

ただ「衝突注意」の看板が置かれているおり、コース全体を走る子供もいる場合は、子供に合流箇所では速度を落とすように伝えておく必要があったと思います。

私はコースの外側から子供の横について、子供がコースアウトしそうになると自転車のハンドルをもってコースに戻したりしてサポートが必要でしたが、補助輪のおかげで転倒するようなことはありませんでした。

子供はペダルを踏み込めないときは「進まない!」と声を出して助けを求めてきましたが、サドルを押して前に進めるようになると「進んだ!」と喜んで自転車の運転を楽しんでいました。

その時は継続してペダルを回し続けることはできず、ノンストップでコースを1周することはできませんでしたが、自転車に跨いでペダルを漕いで10メートル位進むことはできるようになりました。

自転車が前に進んだ時、子供は自力で出来た嬉しさと、もっと早く走りたいけどうまく走れない悔しさがうかがえる表情をしていたのが印象的です。

それができるようになっただけでも、代々木公園へ練習にきた甲斐があったと思います。

何歳位の子がきてるの?

2時間程幼児サイクリング広場を利用している最中、計6組の家族連れが幼児サイクリング広場に来ていました。

子供の年齢は3~5歳位で、わが子は自分と同じくらい年の子と走るのが楽しいのか、とても嬉しそうに自転車をこいでいました。

その間、私達親コースの外側に5カ所ほどあるベンチのひとつで交代しながら休憩をとっていました。他のご家族はレジャーシートを持ってきてがお弁当を食べている親御さんがいました。

その傍らでは自転車の練習をしている子が時々寄ってきて、お茶を飲んでは自転車で走るを繰り返しており、レジャーシートはピットのような存在に映りました。

ただし、サイクリング広場のコース外は雑草だらけで、蚊が多くいたので食事に適した場所ではないと、個人的には思いました。

返却時の手続き

自転車を返却する際は、サイクリングセンターの自転車置き場に戻し、ヘルメットは係員に渡し、券売機で購入した切符を係員に渡せば返却完了です。

券売機に印字された時刻から1時間を超過した場合、券売機で延長料金(100円/1時間)の切符を購入して係員に渡す必要があります。

私達は2時間近くサイクリング広場で子供の自転車の練習に付き合っていたため、券売機で延長料金の切符を購入して係員に渡しました。

たった200円で補助輪付き自転車を借り、安心して自転車の練習ができます。更に、2時間の練習で自転車を漕ぐことができるようになったので、ここに来た甲斐があったというものです。

貸出時と返却時に自転車のタイヤやブレーキを整備点検を念入りに行っており、この点は安心できるポイントです。

早い閉園時間

サイクリングセンターの利用時間は午前9時から午後4時までです。日照時間の長い季節でも閉園時間に変更はなく、明るい時間にしまってしまいます。

更に春から秋にかけて蚊が多く発生しますので、蚊が活動する午後より午前中に行くことをオススメします。

持参したほうが良いもの

他の時期も含め持参したほうが良いモノは、以下のとおりです。

  • 虫よけスプレー(夏はとても多くの蚊が発生します)
  • ケガ防止のため自転車用グローブを買っていくこと(冬場は寒さ対策用)
  • 消毒液、絆創膏(転倒等で擦りむいたときの処置用)
  • 自分用のヘルメット(予め自分用のヘルメットがあると子供の練習意欲が高まるかも)

自分用のヘルメットは無くてもレンタルできるものの、皆自分のヘルメットを持ってきていたため、自分のヘルメットはあったほうがいいと思います。

実際に購入した自転車は?

実際に子供が選んだ自転車は、ブリジストンのビッケmの16インチ。

小学校低学年まで乗れるようにあえて少し大きめの16インチのモデルにしました。

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感想(7件)

納車前から子供からは「明日自転車くるの?」と毎日のように聞かれます。

自宅から代々木公園まで自転車で移動できる距離ではないため、今後子供の自転車練習で幼児サイクリング広場へ行くことはないと思います。

まだ補助輪無しでは安心して乗れないため、近くの公園で練習したいと考えています。

まとめ

都心の子供の自転車練習場として、代々木公園の幼児用サイクリング広場は都心で数少ない補助輪自転車専用コースです。

ここでしっかり練習して、補助輪無しで走れるようになったら、代々木公園内にある大人用のサイクリング練習場で走ることができます。

気を付けたほうが良いのは、主に以下のとおりです。

  • 夏は日焼け止めと虫除けスプレーを持参すること
  • 冬は防寒用の手袋を持参すること
  • 他の子供と接触しないように子供から目を離さないこと
  • 日照時間の長い時期は閉園時間(午後5時まで返却)に気を付けること

これらの注意点を守って、代々木公園で子供の自転車練習をサポートするのはいかがでしょうか。

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