子供のいたずらによる家財故障は補償対象か?損害の最小化に向けて親がとった行動とは

商品レビュー

我が家は購入後2年余りのエアコンを子供に壊されたことがあります。

壊された直後はエアコン修理代金の自腹負担を覚悟しましたが、結果的にエアコンの修理代金約6万円は火災保険の補償対象となり、最終的には保険の免責金額1万円の自己負担で済みました。

エアコンが壊されてから補償を受けるために取った行動を紹介します。

小さな子供がいるご家庭が将来子供に家財を壊されたときの備えとして参考にしていただければ幸いです。

エアコンの修理代を補償してもらうまで

幼い子供は目に入るものは何でも触りたがり、時には家財を意図せずに壊してしまいます。

エアコンを壊されることもある

子供はエアコンがお気に入りのようで、リビングで肩車をすると、すぐに「あっち!」とエアコンを差してピタピタと触っている時期がありました。

「このくらいで喜んでくれるなら助かる」という気持ちで、私は子供を落とさないことに集中してました。

ところが、ある日子供がエアコンの電源コードを抜こうとしました。

「危ないからダメ!!」とエアコンから離れた直後、”ブチッ!”という音がしました。

その時、子供がどこかをぶつけたのではないかと思い、「大丈夫?」と子供を床におろしました。

子供は痛がる様子はなく、むしろニコニコしています。「パパ!取れたよ!!」と自慢げに電源コードを渡してくれました。

「(いやいや、そんなもの取ってほしいとお願いしてないよ、思いながら)あ、ありがとう」と、エアコンから外れた電源コードを手にとると、電源コードはエアコン本体から断線されてました。

ああ、これは修理が必要だな、いくらお金が飛んでいくのだろう、と子供をかかえて今後のことを考えてました。

子供はエアコンを壊したことは全く思っておらず、高いところにあったモノを手に取れ、親がエアコンと電源コードを涙目で見ているのをよそに、とても嬉しそうでした。

エアコンは修理可能か?

エアコンの電気系統の修理は、電気工事士の資格が必要なことを知っていたため、自力修理はあきらめメーカーに修理依頼しました。

エアコンのメーカー修理窓口に電話して、エアコンの修理を依頼しました。メーカーの修理担当者と電話で話をした内容は以下のとおりです。

  • 私「エアコンが故障したので、修理を依頼したいのですが。。。」
  • 担当者「かしこまりました。この度はご不便をおかけして申し訳ございません。保証書はおてもとにございますか?」
  • 私 (子供が壊したので謝る必要な無いんだけど、、思いつつ)「あります」
  • 担当者「ありがとうございます。商品名、商品番号、購入日、異常内容をお教えくださいますでしょうか」
  • 私「商品番号はAN56XXXX、製造番号はC006XXX、購入日は2018年2月2日です。故障内容は電源コードが外れました。」
  • 担当者「有償修理となりますが、よろしいでしょうか」
  • 私「構いません。有償で修理手配をお願いします」
  • 担当者「紹介しました。それでは、ご住所、ご氏名、日中連絡がつく電話番号、および出張修理でご在宅の日をお知らせください」

こうして出張修理依頼を完了しました。出張修理依頼をする上で抑えておくポイントは

  • 保証書を手もとに用意すること
  • 異常内容を手短に説明できるようにしておくこと ⇒ 異常内容を紙に書いて準備すると良いです
  • 出張修理に対応可能な日時を複数用意しておくこと⇒ 対応可能日が土日祝日のみの場合、最低3つは候補日時を用意しておく

の3点です。

火災保険には「不慮の事故による災害」といオプションがある

メーカーへの修理手配が終わった後、修理代金はいくらかかるのだろう、とネットにて「エアコン 修理費用」で検索していたとき、損害保険会社のホームページが目に入り、我が家は地震保険と火災保険に入っていることを思い出しました。

2011年3月の大地震により、自宅テレビが倒れて壊れたことから、いままで入っていた火災保険に加え、家財対象の地震保険に加入したのです。

ただ、「子供のいたずらは地震や火災じゃないかなら~」と思いながら保険の資料を眺めていると、火災保険の補償対象として、「不慮の事故による災害」というのがありましたが、具体的にどのような災害が対象なのか、資料には記載されておりませんでした。

不慮の事故による災害ってイメージが湧かないため、一応保険会社に問い合わせしてみることにしました。

【火災保険申請事務局】

不慮の事故による災害って何?

我が家が加入している損害保険は、損保ジャパンの個人用総合火災保険で保険対象は家財と建物です。

今回の事故が補償対象になるか、事故サポートセンターへ電話しました。

  • 私 「損保ジャパンに加入しております。このたびエアコンが故障したので、補償手続を確認したくて電話しました」
  • 担当者「ご連絡ありがとうございます。契約内容を確認しますので、保険証券に記載された証券番号とご氏名をお教えください」
  • 私 「証券番号は6CXXXXXX、氏名はいけゆきとです」
  • 担当者「ありがとうございます。この度エアコンが故障されたそうですが、いつ故障したか判明したかわかりますでしょうか」
  • 私 「一昨日です」
  • 担当者「エアコンの故障状況をわかる範囲で教えていただけますか」
  • 私 「実は、子供がエアコンの電源コートを引っ張って、エアコン室内機から電源コードが外れてしまいました
  • 担当者「お子様は何歳でいらっしゃいますか」
  • 私 「1歳10ヶ月です」
  • 担当者「エアコンはお子さんの手が届くところに設置してあったのでしょうか」
  • 私 「いいえ、遊びの一環で私が子供を肩車をしていたとき、子供が誤って電源コードを引っ張って、電源コードが外れてしまいました
  • 担当者:「補償対象となるか確認いたしますので、改めてお電話いたします」

私は自分の携帯電話番号を伝えて電話をきり、約1時間後さきほどの担当者から電話がかかってきまた。

  • 担当者「お待たせいたしました。お客様の事故は補償対象となりますので、これより損害保険金をお支払いするための書類を郵送させていただきます」
  • 私 「(『やった!』と思う気持ちを抑えながら)ありがとうございます。」
  • 担当者「これから保険金請求書類をご自宅へ郵送します」
  • 私「了解しました。ちなみに、実際の修理費用がメーカーの見積金額より高額になった場合、その差額は補償していただけるのでしょうか」
  • 担当者「メーカー発行の領収書をご提出いただければ、修理代金を保険金としてお支払いします」
  • 私「あの、参考まで伺いたいのですが、今回、不測かつ突発的な事故と判断されたのはどのような理由でしょうか」
  • 担当者「詳細はお答えできませんが、お客様やそのご家族による重大な過失や故意によるものでは無いと判断された場合、補償対象として認められます。
  • 私「それは子供の年齢で判断されたのでしょうか」
  • 担当者「すみません、これ以上の詳細はお答えできません」
損害保険会社と契約時に入手したリーフレットを抜粋

本当はもっと補償対象となる判断基準を知りたかったのですが、担当者の心象を悪くして、保険金がおりなくことを恐れて電話を切りました。

損害保険会社へ電話するうえで予め準備しておくこと、留意すべきことは以下のとおりです。

  • 保険証券を手もとに用意しておくこと
  • 故障状況を説明できるようにしておくこと
  • 故障原因を説明できるようにしておくこと
  • 故障日も聞かれるため、いつ故障したか明確に回答できるようすること
  • これらを準備してできる限り早く事故サポートセンターへ連絡すること

特に故障状況と原因は補償可否の判断材料となるため、偽りなく伝える必要があります。

修理から保険金求償手続き

翌日、損保ジャパンの担当者から電子メールが届き、それにエアコンの写真を2枚添付して返送しました。

電源配電盤も壊れていた

1週間後、メーカーの担当者が来て、故障状況をみてもらいました。

担当者によると、電源コードは新しいものに交換する必要があること、電源コードが引っ張られたとき、電気配線版も故障している可能性があるので電気配線板の交換を勧められました。

電気配線版の交換も了解して、その場で修理していただきました。

修理時間は約60分、修理費用は消費税込みで計57,500円。

修理後、作業完了報告書へサインを求められ、その控えと、領収書をいただきました。

その際、保険会社へ提出するために領収書と同額の見積書をいただきたい旨を説明し、後日修理日と同日付けで、「エアコン室内機 修理費用 57,500円(税込)」と記載された見積書を郵送で送ってもらいました。

損保ジャパンへの書類郵送

損保ジャパンへ送付した保険金請求書には、主に以下の内容を記載しました。

保険金請求書の一部
  • 記入日:2020年3月15日
  • 事故の発生日:2020年3月5日 
  • 証券番号、氏名、住所、電話番号
  • 被害にあった家財の名称:ルームエアコン室内機
  • 損害保険金の振込用銀行名、支店名、口座種類(普通or当座)、口座番号、口座名義人名

全て記入して修理見積書を添付して郵送し、約10日後、損保ジャパンから免責金額1万円が控除された47,500円が振り込まれました。

まとめ

子供がエアコンを壊したときは自腹を覚悟しましたが、地震を想定して加入していた火災保険のおかげで保険金がおりました。

小さな子供がいるご家庭は、家財対象の火災保険で「不測かつ突発的な事故」が補償対象の保険に加入しておくことをオススメします。

今回の出来事を通してわかったことです。

  • 火災保険の不測かつ突発的な事故は、重大な過失又は故意でないと保険会社が判断した場合、補償対象となる。ただし、その判断基準は教えてもらえなかった。
  • 個人的な見解になるが、子供が分別のつかない年齢(個人差もあるが未就学児)が誤って壊した家財は、補償対象になる可能性が高い。ケースによって異なるため、小学生が壊した場合も、保険会社に聞いてみる価値はあり(聞くのはタダなので)
  • 家財が壊れれてからできる限り早く、修理が完了する前に保険会社へ連絡すること
  • 据え付け型エアコンの場合、建物扱いとなる。従い、補償対象が家財のみだと保険金は支払われない。

子供がいるご家庭は不測かつ突発的な事故が補償対象となる火災保険にご加入しておくことをおすすめします。

ちなみにこの一件以来、屋内で肩車はしないことにしました。

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