子供と安心して寝るには?ベッドガードのメリットとデメリット

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未就学児の子供と大人用のベッドで一緒に寝ていたとき、子供がベッドから落ちてしまわないかヒヤヒヤしていました。

そこで子供落下防止用のベッドガードを設置しました。

利用して約4年が経過し、個人的に考えるメリットとデメリットを纏めてみました。

これから利用を検討されている方は参考にしてみてください。

ベッドガードとは?

ベッドガードとは幼児の落下防止を目的としたメッシュ素材のガードです。大人用ベッドに取付けます。

購入したベッドガードは

我が家が利用したベッドガードは楽天市場で見つけた「赤ちゃん防止ベビーガード」です。

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ベッド全面を全て囲めるようフェンスを4面分購入しました。

苦労したL字金具止め

取扱説明書の注意事項に「組立には、大人2人以上での組み立てを推奨します」と明記されており、夫婦ふたりで取付けました。

L字金具を重ねてビス止めする工程をひとりで行うのは難しいため、取付けは大人ふたりで行ったほうが良いと思います。

この工程のみ妻にL字金具を固定してもらい、L字金具をベッドの底板へ電動ドライバーでビス止めしました。

L字金具をビス止めするイメージ(筆者作成)

L字金具にはメッシュ製のフェンスの柱をを取付ける際、上に置くL字金具のみにビス止めするだけで十分です。

固定したL字金具へフェンス布地面を取付けたポールを差し込む工程になっています。

なお、L字金具を完全に固定してしまうと、フェンス布地面のポールを差し込む際、片方のL字金具の位置がずれて、ポールを差し込むことが出来ないということがありました。

固定したL字金具へポールを差し込む際のイメージ(筆者作成)

L字金具の位置を動かせるようにするため、打ち込んだ2本のビスうち片方のビスを抜きました。

そうすることで、左右のポールをL字金具へ差し込むことができるようになりました。

実際にL字金具をビス止めした様子。L字金具が重なった箇所はビス止めしていない

なお、L字金具をマットレスで固定できる場合、ビス止めは1カ所のみで十分だと思います。

ベッドガードは本当に必要か?

ベッドガードを取付けることによって得たメリットは、何よりも子供の安全です。

一方で利用を終えた今となって、本当にベッドガードは必要だったのか、思いを巡らせるようになりました。

というのも、ベッドガードを取付けることによって不便な点がいくつかあったからです。

設置は結構大変

ベッドガードの設置は大人ひとりで取付けるのは大変です。

少なくとも大人ふたりで取付ける必要があります。

L字金具の取り外し、ポールの差し込みで手間取ったため、取付完了まで1時間半くらいの時間を要しました。

初めて取り付ける方がほとんどだと思いますので、4面取り付ける場合、最低1時間はかかると考えていたほうが良いです。

電動ドライバーが必要

説明書によると電動ドライバーでのビス止めが推奨されてます。

電動ドライバー無しで取付けることは不可能ではないものの、電動ドライバーがあれば簡単かつ適切にビス止めができます。

我が家はもともと電動ドライバーを持っていましたが、持っていない場合は購入する必要があります。

子供が壊してしまうことも

子供がベッドガードによじ登って遊ぼうとすることが何度もありました。

お子さんの身長が伸びてくると自力でガードを超えることが出来てしまうため、ベッドガードで遊ばないように、その都度注意するしましたのを覚えています。

フェンス面の金具は子供と遊んだ時にガードを支えるポールが折れてしまった経験があります。

幸いケガはありませんでしたが、お子さんが成長してくるとベッドガードは遊具となり、時にはケガすることもあるかもしれません。

フェンスの上げ下げは面倒

ポールの外側と内側のボタンを同時に押さないとフェンスは下がらない仕組みになっています。

これは子供がベッドガードを下げられないようにするための仕組みです。

ベッドフェンスの下げ方(取付説明書を抜粋)

子供が下げられないようになっているためとはいえ、毎日これをやるのは結構面倒でした。

ベッドガードの利用期間

子供は親がフェンスを下げるのを観察しており、何度も自力でフェンスを下げようとトライしていました。

ポールの内側と外側のボタンを両方同時に押すのは難しく、はじめは全くできませんでした。

しかし、子供が4歳になったころには、腕力がついてきて、自力でフェンスを下げることができるようになってしまいました。

ここまでくるとベッドガードのメリットよりも、子供がケガするかもしれないデメリットのほうが大きくなります。

そのため、ベッドの柱をとって、床に直接マットレスを置くようにしました。

ベッド下に置いてあった衣類ショーケースの整理は大変でしたが、我が家にとってはじめからそうすればよかったかな、と思うこともあります。

まとめ

ベッドガードは子供がベッドから落下しないようにするためのツールとして有効です。

しかし、取付けには大人ふたりが1時間以上かけて作業する必要があります。

さらに、子供が成長してくると、フェンスを乗り越えて遊ぼうとすることもあり、ケガをしそうになったこともありました。

普段のフェンスの上げ下げやベッドメイキングが煩雑と思われる方は、ベッドガードを利用しないのも一案だと思います。

マットレスを床に直置きすれば、子供が落ちる心配もなくなります。

我が家は子供が4歳になるまで約4年近くお世話になりました。

ただし、今となってはマットレスを床に直置きできる状態であれば、ベッドガードが無くてもよかったと思っています。

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