氷見市いきいき元気館は令和6年能登半島地震の影響で現在一般来館者の利用を中止しています。被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、被災された皆さまの1日も早い復旧・復興を衷心よりお祈り申し上げます。
富山県氷見市にある氷見市いきいき元気館のネット遊具は、今まで遊んだどのネット遊具よりも大きくて圧巻です。
地方の公営施設は地元の方しか利用できないと思ってましたが、氷見市いきいき元気館は観光客に対してもオープンで歓迎してくれました。
2023年8月北陸地方を旅行したとき、氷見市いきいき元気館にある大きな室内ネット遊具に子供が夢中となり、とてもお世話になりました。
氷見市いきいき元気館の室内ネット遊具と遊ぶ上での注意点を紹介します。
氷見市いきいき元気館はどんな施設?
もともとは海水浴に行く予定だったのですが、通り雨が降り途中で切り上げて、子供と遊べるところを探していたときに見つけたのが氷見いきいき体育館でした。
氷見市いきいき元気館は氷見市が管理運営する複合施設で、体育館、児童館、会議室などがあります。
利用時間、休館日
毎日22時まで使えるようですが、小学生以下は保護者の付き添いがない限り、18時以降は利用できないようです。
- 利用時間:8:30~22:00
- 休館日:年末年始(12月29日~翌年1月3日)
選挙があるときは投票所として利用されるため、不定期に休館日があります。
定期的な休館日のない公営体育館って珍しいかもしれませんね。
誰でも使えるの?
いきいき元気館のネット遊具は、誰でも利用できます。
利用料は無料です。
これは大変良心的ですね(^^
アクセス方法
高岡市から国道160号線で氷見市方面に向かい、国道415号線と交差する「幸町」交差点を右折し、幸い交差点から約500mのところに氷見市いきいき元気館があります。
体育館を囲むように駐車スペースがあり駐車料金は無料です。
ネット遊具ってどんな遊具?
ネット遊具はロープを網状に細かく張り巡らせて、人がその上を通る遊具です。
いわば漁業の定置網(ていちあみ)のようで、古くから漁業が盛んな氷見を思わせる粋な作りになっています。
氷見市いきいき元気館にあるネット遊具は、高さは一番高いところで約6m、幅は2m~10m、長さは約30m。
ネット遊具の案内板には「日本一大きな空中ネット遊具」と記載されているほど大きさ。
ネット中央にも出入口あり
ネット遊具には体育館2階観客席から入ることができます。
ネット遊具の中央部分に直径約1mの穴が少なくとも3カ所あり、穴からは網目の細かいネットが斜めに張られ体育館の1階フロアへ移動することができるようになってます。
1階フロアの網の入口はネットを支える柱のような形をして、そこから2階のネット部分へ登って移動できます。
注意事項には「6歳以下のお子さんの利用には必ず保護者が付き添ってください」と記載されており、確かに未就学児はひとりでは危ないな、と思うネット遊具でした。
上の写真は体育館の1階からネット遊具出入口がある体育館2階の様子。
バスケットボール用のスコアボードはネット遊具設置後も撤去されずに残っておりますが、バスケができるわけではなさそう。
ネット遊具に入ってみた
息子は小学生がネット遊具で遊んでいるのを見て「自分もやりたい」と思ったのか、真っ先に体育館2階の観客席に上がって、ネット遊具へダイブしたり、寝転んだりして遊んでました。
私も付き添いのため、ネット遊具に足を踏み入れました。
太いロープと細いネットが網の目のように張られており、脚に力を入れて歩く限り転ぶことはありません。
なお、ネットの穴のうち少なくとも2カ所は、ネット状の階段構造になっています。一段あたりの高さは50~60cm、小さい子供が昇り降りするには危険かもしれません。
小さな子供がネットの穴から出入りするには、スロープ状の構造になっている箇所から入ると安全でしょう。
息子はネットが斜めになっていない穴から降りようとしていたので、私が先に穴へ入ってから息子を抱えておろしました。
持参すべきグッズ・留意点
その日は氷見市いきいき体育館へは訪問するつもりはなく、特に何も準備せずに行ってきました。
内履き持参は必須!
ネット遊具上は裸足や靴下だと足をとられて転ぶ危険性があるので、内履きはあったほうが良いです。
小学生の男の子が数人ネット遊具で軽々移動しており、彼らは皆室内用運動靴を履いていました。
国道160号線沿い「しまむら氷見店」があり、そこで運動靴を購入してから再度、いきいき元気館のネット遊具で遊びました。
しまむら氷見店は氷見市いきいき体育館から西へ約800m離れたところにあります。
大人用1足、子供用1足で3000円弱と大変リーズナブルな価格で、運動靴もしっかりしたものです。
今でも内履用として利用しています。
暑さ対策・寒さ対策は必要
訪れた日の最高気温は35℃。体育館は蒸し風呂のように暑く、こまめな水分補給が必要です。
現地には自販機が複数台があるので、そこで飲み物を手に入れることができます。
係員に訊いたら冬は寒いのでコート着用で利用したほうが良い、とのこと。
併設の児童館はエアコン完備!
体育館2階観客席入口の隣にエアコンの効いた児童館が併設されています。
児童館内奥の畳スペースは氷見市在住者でなくても利用可能と職員さんに確認したので、そこで水分補給をしながら涼をとりました。
利用時に入口受付の台帳に氏名、電話番号、利用開始時間を記載する必要があります。
児童館は午後6時に閉館しますが、エアコンが効いた場所で休めて助かりました。
まとめ
氷見市いきいき元気館は旧小学校跡地に作られた多目的複合施設で、体育館は改修されて、半分はネット遊具、半分はバスケットボールコートとして利用されています。
体育館に設置されたネット遊具はバスケットボールコート2面分ある体育館の半分を覆うほどの広さがあります。
室内履きが必須ですが、仮に忘れても近隣の衣類品チェーンストアで調達可能と安心して遊ぶことができます。
何よりも誰でも無料で遊べるのが一番の魅力です。
有料ではありますが、同じ氷見市に子供の遊具が揃った植物園があり、そこで遊んだときの感想を以下記事で紹介しています。